このページでは2018年7月28日に向けてのカウントダウン文章を紹介します。
※所属等は記載当時のものになります。
#99～#90
- #99 松坂大輔(西武→ボストン・レッドソックス→ニューヨーク・メッツ→福岡ソフトバンク→中日ドラゴンズ)
- WBC（ワールド・ベースボール・クラシック）のMVPを2度も受賞した「平成の怪物」こと松坂大輔。
日本球界復帰後のソフトバンクホークス時代はわずか1度の登板に終わるものの、今シーズンからは中日ドラゴンズに入団。
昨日（4月19日）の阪神タイガース戦に2度目の先発登板をし、7回2失点の力投。
しかし打線の援護に恵まれず敗戦投手となってしまい、日本球界復帰後初勝利とはならなかった。
来年から元号が変わるため平成最後のシーズンとなった今年、平成の怪物は再び輝きを取り戻すことが出来るのか、これからも注目したい。
- #98 ラファエル・ドリス(阪神タイガース)
- ドミニカ共和国出身、2011年カブスでメジャーデビューした。
3シーズンのカブス生活ののちにサンフランシスコ・ジャイアンツとデトロイト・タイガースでマイナー生活を送り、阪神タイガースにやってくる。
ドレッドヘアがトレードマークだが、同じくピッチャーのマテオと似すぎてて見分けがつかない。
2018年春季キャンプの際には、新加入のロサリオにドッキリを仕掛けるために金本監督とマテオとともにドッキリを仕掛けるというおちゃめな一面も。
金本監督「チンタラしていたら、去年みたいにブン殴るぞ！」
ドリス「ちゃんとやります、ちゃんとやります。」
金本監督「マテオ、お前もだ！」
マテオ「ちゃんとやります。勘弁してください」
2017年は37セーブをマークしセリーグトップであった。
2018年シーズンもクローザーとして期待される。
- #97 ジム・ハウザー(元・東北楽天ゴールデンイーグルス)
- アメリカ合衆国出身、2003年にマイナーリーグでデビュー、その後は独立リーグに行ったり野球を離れて自然エネルギーを勉強していたりもしていたらしい。
2012年、育成選手として楽天に入団、ピッチャーの台所事情もあってすぐに支配下登録された。
貴重な中継ぎとしてその年は58試合登板22ホールドの好成績をあげる。
2013年は先発に転向し2勝2敗3ホールドをあげているがその年に自由契約となった。
2014年は故障のため自力でリハビリを行い、2015年に再び楽天と契約、背番号97となる。
しかし、一軍登板の機会がないまま７月には契約解除となる。
サイドスローからの150km台の速球を投げる左ピッチャーとして、左キラーとして印象深い選手であった。
- #96
- 【やきう(神社)ミッション出来マシタ】
プロアマ問わず新春シーズン入り前の神社参拝は数あれど、ここの神社ほど関係者に響く名前の神社はないのではないでしょうか。
その名も、『箭弓稲荷神社』
そう、 やきう ですね。
というわけで、やきう(神社)ミッションを作っちゃいました。
東武東上線の東松山駅東口(神社と反対側)を出発し、やきう神社を終点にした6連メダルのミッションです。
(ルートは一部見直し中)
4/21にテストで歩いた際はうだる様な暑さでしたが、小一時間もあればサクッと終わります。道も平坦です。
また、終点にしているやきう神社には、藤棚やボタン園が併設されています。
やや見頃は過ぎたものの、ぼたんまつりも開催中で、コンプ後はビールやかき氷で火照った体を冷やせますよ。
http://www.city.higashimatsuyama.lg.jp/kanko/event/4/1351818792687.html
また、やきう神社は、絵馬がホームベースや白木のバットを象っているのも特徴の一つです。
全やきう民の願いを込めた絵馬を見て回るのも、面白いかもしれません。
たくさんの方に楽しんでいただけますように！
- #95 土橋勝征(東京ヤクルトスワローズコーチ)
- 現役時代の背番号は5、選手時代からヤクルト一徹の職人肌。
追い込まれてからの粘っこいバッティングが大好きでした。
外野自由F席から、ドバドバ〜ネバネバ〜と、北海道から来てたやきう女子と黄色い声援()を送っていたのを、ふと思い出しました。
狙い打て土橋〜♪
- #94 原口文仁(阪神タイガース)
- 埼玉県寄居出身。
帝京高校で甲子園にも出場している。
2009年に阪神ドラフト６巡目で指名された。
ウエスタンリーグで活躍するが、ヘルニアを発症し、2012年に自由契約公示から育成契約に。
育成契約中も死球で尺骨骨折したり脱臼したりと怪我が絶えなかった。
2014年にも育成で再契約、ながらく苦しい時代が続いた。
しかし、2016年になって一軍帯同、支配下登録となりスタメンマスクもかぶるように。
なお、背番号については、軽い番号に変更を打診されるも、固辞してあえて94番をつけているとのこと。
2016年5月19日の中日戦で、阪神タイガース初となる田面ー原口の育成出身バッテリーが誕生している。
2017年はシーズン後半に脇腹を痛め、1軍に戻れなかった。
怪我が多い捕手だが、強肩の持ち主であり、2018年シーズンの復活が期待される。
#89～#80
- #88 高木守道(中日ドラゴンズ)
- 高木おじいちゃんこと、ミスタードラゴンズの高木守道。
72歳で、2013年の中日ドラゴンズの監督を務めていた。
（ちなみに最高齢は74歳で2009年楽天の野村克也）
監督だった2012～2013年の中日ドラゴンズの球団スローガンが「join us～ファンと共に～」だっため、「ジョイナス」というキーワードでピンとくる野球ファンの方も多いだろう。
采配についてはいろいろあったが、カメラに向かってピースサインをする可愛らしい監督であった。東スポＷeb – 東京スポーツ新聞社3 Users
高木監督が爆弾発言「俺は次の監督を知っている。６日に発表」 – 東京スポーツ新聞社https://www.tokyo-sports.co.jp/baseball/190065/今季限りで退任する中日・高木守道監督（７２）が、“爆弾発言”を放った。注目される自身の後任問題について、「誰がなるかは決まってますよ」と断言したうえで、６日に発表されると明かしたのだ。なぜ老将は身内...
- #87 タナー・シェッパーズ(千葉ロッテマリーンズ)
- 選手名：タナー・シェッパーズ(千葉ロッテマリーンズ)
コーチみたいな背番号の助っ人外国人1号。
メジャーではリリーフ中心の起用も、レンジャーズ時代の2014年にはダルビッシュらを抑えて何故か開幕投手に。
「開幕投手には格というものが」と相手監督から言われたかどうかは定かではない。
今年からロッテに加入後も主に勝ちパターンでのセットアッパーを務める。
来日当初は不安定な投球も最近は日本の野球に慣れてきたのか徐々に安定した投球内容に。勝利の方程式確立なるか。
明日はコーチみたいな背番号の助っ人外国人２号を紹介します。
- #86 マイク・ボルシンガー(千葉ロッテマリーンズ)
- コーチみたいな背番号の助っ人外国人2号。
実際に遠征の荷物が間違ってコーチ室に運ばれたこともあるらしい。
1号のシェッパーズはリリーフだがこちらは先発型。
2015年はドジャースの先発ローテとして活躍も、全体的にはメジャーの中では球威不足のためあまり活躍できず。
しかし同タイプで来日後に活躍するパターンの投手は多いので同じように日本で開花できるか。
ちなみに来日前に何故かダルビッシュとキャッチボールをし、「カーブがすごくいい」とのお墨付きを得たとのこと。
ドジャース時代の逸話として、先発として登板も4回で緊急降板。
原因は数日前に食べた牡蠣が当たったため。
“”That’ll teach me to never eat oysters.””（もう牡蠣は食わん！）
- #82 野村克也(阪神タイガース監督)
- 阪神低迷期を救うべくフロントが思い切った監督人事を発表、といえば1998年の野村監督就任ほどインパクトのあるものはなかっただろう。
序盤に藪恵壹や新庄剛志といった生え抜き選手が次々に活躍し快進撃を見せたことで、球団もついつい調子に乗って純金製野村監督像（通称・純金ノムさん）というトンデモ便乗商品を発売。
値段は1体につき、なんと100万円。
なお、この純金ノムさんは阪神ファンで知られる落語家の月亭八方が最初に購入し、総売上げ数は27体だった。
その後もなかなか浮上できない阪神ではあったが、少しずつ選手層は変わっていったのだろう。01年12月5日、野村監督の夫人であり、サッチーこと野村沙知代夫人が脱税容疑で逮捕され、阪神球団は野村監督の解任を決断。これさえなければ、阪神タイガースはもっと強くなっていたのかもしれない。
- #81 工藤公康(福岡ソフトバンクホークス)
- 「多くの選手を育て、日本一を2回。それを受け継ぐ意思の表れとして、一番ぴったりの背番号だと思う」
就任会見の時にそう話した工藤監督。
背番号としては、前任の秋山幸二監督のものを引きついだものではあるが、それよりも前の根本陸夫監督、さらには森祇晶監督といった西武ライオンズゆかりの監督の番号にこもった魂を引き継いだのかもしれない。
就任３年目となる2018年は前年の反動からか、ケガ人も多く監督としても大変だろうが、長期政権で頑張ってほしいところである。
- #80 森繁和(中日ドラゴンズ)
- 「見た目は怖い」中日の監督として腕を振るっているが、やきう人生のスタートは駒澤大学から始まる。
在学通算18勝しており、1976年ドラフトではロッテオリオンズから１位指名を受けている。
しかし、「自分にはまだ足りない部分がある。まだプロにはなれない」と当時の金田正一監督のもとへ直接断りに行って、社会人野球の住友金属に所属。
2年後のドラフトで4球団競合のもと西武ライオンズに1位指名され入団する。
西武では先発→抑え転向し10年とやや短いキャリアであった。
引退後の指導者のキャリアは長く、西武→日ハム→横浜→中日と投手コーチをつとめ、シーズンオフにはドミニカを中心に海外に積極的に足を運び、ラウル・バルデスやダヤン・ビシエドなど1軍で活躍できる選手を多く連れてきているのも特徴である。
2016年のゴタゴタでシーズン途中から中日の監督に就任。
松坂をひっぱってきたのはこの人のおかげという話もある。
#79～#70
- #79 緒方孝市(広島東洋カープ)
- 79番をつけた監督はこの人しかいない。
佐賀県鳥栖市出身、1986年にドラフト3位指名で広島東洋カープに入団。
入団からしばらくは怪我に泣かされたが、1995年頃から1軍に定着し、盗塁王・5年連続GG賞など、タイトルを獲得し続ける。
2009年に惜しまれつつも引退。
その後は広島のコーチとなり、指導者人生を歩み始める。
2015年に前任の野村監督の後を継いで、広島東洋カープの1軍監督に就任する。
2年目の2016年シーズンに、実に25年ぶりとなるリーグ優勝を達成した。
この時の広島はあまりにも喜び過ぎた広島ファンにより、ヒャッハー修羅の国状態に陥ったという噂である。
（優勝決定が近くなると、道行く人にビール瓶が配られたとかなんとか）
なお、短期決戦には弱く、2016年の日本シリーズ、2017年のCSファイナルステージでは敗退しており、日本一は1984年以来お預けのままである。
また、2017年リーグ優勝時の胴上げの光景をみたなんJ民から
「胴上げされる緒方監督がラティアスにしか見えない」
「ぱっと見、本当にラティアスに見えた」
「なんでラティアス胴上げされてんの」
といった投稿が相次ぎ、「おーぷん2ちゃんねる」にも「緒方監督、ラティアスだった」というスレッドが生まれた。
- #78 川相昌弘(読売ジャイアンツ)
- 言わずと知れた送りバントの鬼。
岡山県出身、1982年に巨人よりドラフト4位指名を受ける。
巨人での実績は皆の知るところなので割愛するが、2003年に引退を表明。
しかし、その年に原監督辞任のゴタゴタなどがあり、引退撤回し中日ドラゴンズへ移籍する。
ドラゴンズでも立浪の代打や守備固めで出場する機会があり、2006年には球界初の「メンタルアドバイザー」にもなっている
（相談役のようなポジションだったらしい）。
同年引退、通算533犠打のギネス記録を達成した。
引退後は中日ドラゴンズで二軍監督、2011年からは古巣巨人で指導者人生を歩んでいる。
2018年は3軍監督から2軍監督に配置換えになり、若手の育成に力を発揮してくれることだろうが、川相を超える送りバントの鬼は今後現れることはなさそうだ。
- #77 星野仙一(東北楽天ゴールデンイーグルス)
- 岡山県倉敷市出身の闘将は、倉敷商業→明治大学へ進学する。
島岡吉郎監督の薫陶を受け、1968年中日ドラゴンズにドラフト1位入団。
なお、ドラフトに関しては巨人との間で、田淵幸一を外したらハズレ一位指名をする、と事前に言われていたのが、フタを開けてみれば巨人は島野修を一位指名したわけで、これが打倒巨人の根源であったとうわさされている。
かの有名な宇野ヘディング事件の時のピッチャーは星野仙一。
当然、グラブをたたきつけてブチ切れていたのは言うまでもない。
1982年に引退。
その後の指導者人生は、古巣の中日ドラゴンズで監督を計11年つとめる。
ドラゴンズに生涯をささげるかと思いきや、まさかの阪神タイガース監督就任。
2003年に阪神タイガースをチーム18年ぶりのリーグ優勝に導いたのは流石というべきか。
その後、阪神のオーナー付SD、北京オリンピック代表監督を経て、2011年より東北楽天ゴールデンイーグルスの監督に就任。
就任直後に東日本大震災に被災するなどチーム状況は色々な意味で混乱していたが、2013年にはチーム初となるリーグ優勝を果たすまでに育てている。
巨人との日本シリーズも制し、日本一も達成した。その後、健康上の理由等もあり楽天監督を退任後はシニアアドバイザーに就任。
2017年には野球殿堂入りを果たしている。
しかし、この時すでに病魔に侵されていたのだが、周囲には全く知らせずに仕事をしており、本年年明け早々の1月4日に膵癌のため逝去された。
70歳没。
これからの野球界の発展にとってなくてはならない人であったのに早すぎる死であり、多くの野球ファンにとっても衝撃であった。ご冥福をお祈りします。
- #76 藤本博史(福岡ソフトバンクホークス)
- 天理高校から1982年南海ホークスに入団。
1988年から一軍に定着し、1989年の球団移転後は福岡ダイエーホークスのクリーンナップを担う。
長距離砲と思われがちだが、実は中距離バッターだったりする。
ヒゲがトレードマークであり、同じくヒゲの外国人助っ人、ブライアン・トラックスラーとの一・二塁間は名物であった。（見分けがつかなかったとも）
なお、ヒゲを生やしていた理由として「目が悪くなった祖父が、テレビ中継をみてもだれがだれかわからなかったので、ヒゲを生やしたら見分けがつきやすくなるから」が理由だったとか。
1998年にオリックス・ブルーウェーブに移籍。
同年で引退し、以後は解説者となる。
2011年からソフトバンクホークスの指導者となる。
2017年からは一軍打撃コーチに就任、工藤監督の傍にそのヒゲ面を拝むことができる。
なお、藤本の現役時代の応援歌は、現在一部改変されてホークスのチャンステーマになっている。
そのシンプルかつ単純なメロディは、ホークスファンからはなんとかならんのかと言われることが多いが、他球団からみると結構トラウマになりやすいとかなんとか。
- #75 若松勉(東京ヤクルトスワローズ)
- 「小さな大打者」若松勉は1970年当時のヤクルトアトムズに入団する。
すぐに1軍定着し、以後ヒットを量産し続ける。
北海道の大スターであり、年間打率3割が12シーズンというのは歴代3位の大記録である。
この人のエピソードは、監督になってからのほうをご存じの方も多いだろう。
その実直で選手思いの人柄から、数々の名言を残している。
2001年のリーグ優勝の時は、
「ファンの皆様、本当にあの〜あの…おめでとうございます」
という監督インタビューが話題となり、その年の流行語大賞語録賞も受賞している。
なお、2001年のリーグ優勝および日本シリーズ優勝の胴上げの際に、石井一久が若松監督の足を高く持ち上げたため、体重が軽い若松監督は空中で一回転してしまい、以降持病の腰痛が悪化する原因となってしまった。
2009年には野球殿堂入りを果たしている。
- #74 アルフォンソ・ソリアーノ(広島東洋カープ)
- なんとなく聞いたことある名前・・・というやきうファンも多いだろう。
ドミニカ共和国のカープアカデミー出身のソリアーノは、1996年にプロ野球選手としてのキャリアを広島でスタートさせる。
初年度は2軍、2年目に一軍登録されている。
彼のやきう人生でのキャリアは、広島ではそう大した成績ではなかった。
むしろ、2年目の契約更改の時のゴタゴタがなければ、MLBでの活躍はなかったともいえる。
広島に来て2年後のオフ、ソリアーノは契約内容を不服として拒否し、調停委員会の開催となった。
この裁定も不服を申し立てたことで、野球協約に従い任意引退選手となり、ヤンキースとマイナー契約を交わした。
その間、日米間で契約の解釈の違いなど、文化摩擦に近い軋轢も起き、結果的にポスティング制度の成立を後押しすることになった。
そうしてMLBに移籍した彼はNYYに移籍、その後はTEX（レンジャーズ）、WSH（ナショナルズ）、CHC（カブス）、NYY(ヤンキース)と渡り歩く。
2006年のWSHが彼のキャリアハイで、41本塁打46盗塁の成績をあげている。
惜しまれながら2014年に引退となった。
引退後もムキムキの姿を維持しており、
「WOW!! 引退する前よりも筋肉ついてるYO!!」
とニューヨークっ子が言ったとか言わないとか。
- #73 藤田元司(読売ジャイアンツ)
- 西条北高校→慶應義塾大学→日本石油から、1957年に読売ジャイアンツに入団。
1年目に17勝をあげ新人王に輝く。
しかしその後は登板過多がたたって1960年頃から故障に悩まされる。
その痩身と味方の貧打に耐え忍ぶ姿から、元司の音読みに掛けて「ガンジー」とも呼ばれた。
1963年からコーチ兼任となり、1964年で引退した。
その後は巨人、大洋で一軍投手コーチとなる。
1981年、長嶋茂雄監督が成績不振により解任され、その後釜の監督に就任。
このときの初めてのドラフトで原辰徳を引き当てている。
長嶋茂雄の後は世間からも厳しい評価にさらされ続け、あろうことか正力オーナーまでもが長嶋復帰へラブコールを送る事態になり、さすがにブチ切れた藤田監督がオーナー室に乗り込んでいい加減にしろと啖呵を切ったとも。
1983年に監督を勇退。
評論家活動に戻ったが、1989年より再び監督に就任。
槙原寛己・斎藤雅樹・桑田真澄の先発三本柱を確立させ、川相昌弘・緒方耕一・駒田徳広・岡崎郁といったいぶし銀のプレーヤーを育て上げることにも手腕を発揮した。
1992年に監督引退。
1996年に野球殿堂入りを果たしている。
「投手出身の監督は精神野球で本質からかけ離れている」が持論の野村克也は、わざわざ著書で「藤田さんを除いては」と記し、監督としての藤田に高い評価を与えているほどであるが、縁の下の力持ち的な藤田監督への功績をたたえる論調は少なく、残念なことである。
2006年心不全のため死去。74歳であった。
- #72
- 今日は選手紹介は横に置いて、違うトピックにしてみたいと思います。
その名も、
アノマリーが100倍楽しくなるキーワードたち
それは、何かの記念やお祝いごとだったり、一息つく区切りだったりする時、複数の人でその対象となる人を数回空中にほおり投げる所作。
長野県の善光寺における徹夜の行事後に仕切り役を胴上げする習慣が発祥、など諸説あり、また日本だけではなく海外でも行われている。
本日のテーマは・・・
胴上げ
やきうにおいては、やはりペナントや日本シリーズ優勝、最近ではCS突破、そして引退セレモニーなどでも、とてもよく見かける光景です。
来たる札幌アノマリーにおいても、その勝利を祝ってやきう関係者が空を舞う・・・？
ですが、皆さん、ただしい胴上げの仕方をご存じですか？
放り投げる側の人が確実に支えていないと、胴上げされる人が落下したり、それにより怪我をしてしまったりと、重大な事故にもつながりかねません。
そんな事態にならないよう、やきうの胴上げを例に、解説したいと思います。
よい例
体の中でも重い頭部が、足よりも高い位置にあり、また足元はきちんと人が支えていることが見て取れます。
これにより、下降時にもきちんと受け止め、再度放り投げる体勢の準備もできますね。
悪い例
なんということでしょう！
頭と足がの位置がほぼ天地逆になっており、これでは頭部から落下することを免れません。
重大とまではいきませんでしたが、実際怪我をされてしまったと聞いています。
このようなことにならないよう
頭は、足よりも高い位置に持ってくる
足は、しっかり支える
この二つは是非覚えて、きたる胴上げのタイミングに備えてくださいね。
- #71
- 大阪アノマリーEXO5で、でびぅしたエラちゃん。
日本海沿岸に多数引かれているリンクに飛び乗り、XMの溢れる次のアノマリーの地・サッポロに到着したようですね。
このポージングは…！
…元祖美脚！！
そして、エラーク博士！
彼女が指差す先には、我々のバトルフィールド・札幌ドームが待ち構えています。
7/28は、日本ハムファイターズが本拠地にオリックスを迎えての夏の陣ですね。
北海道ビジター席でのみ披露される『オリボード』も、この試合の見どころのひとつです。
試合開始は14:00、必見です！
- #70
#69～#60
#59～#50
- #58
- #57 八百板 卓丸(東北楽天ゴールデンイーグルス)
- 読み方は「やおいた たくまる」。
ネット上だとよく「八百坂（やおさか）」と間違えられることもしばしば。
名前の「卓丸」については「卓」の部分は江川卓が由来、「丸」は野球のボールを表している。
ボールだからと言ってそのまま「球」を使ってしまうと文字通り「卓球」となってしまうから「丸」にしたのだとか。
名前だけでも覚えてください。
- #56 奥村 展征(東京ヤクルトスワローズ)
- 2014年オフ、巨人に移籍した相川の人的補償として2年目の若さながら異例の指名を受け、ヤクルト入り。
腰痛でなかなか活躍する機会に恵まれなかったものの、2016年に一軍デビュー。
今年は開幕1軍を果たすも、4月後半にファームへ。
そして、6/1付けで、再度一軍合流。
尊敬する宮本ヘッドの熱い眼差しを受けながら、そのファームでキープしてきた3割台の打率で魅せることができるのか、乞うご期待。
- #55 オコエ・ディクソン(東北楽天ゴールデンイーグルス)
- 楽天に入団した2人目のオコエ（1人目はオコエ瑠偉）。
まぁオコエが2人もいるとややこしいということで、登録名は「ディクソン」となった。
ディクソンにしたところでオリックスに同性のディクソン投手が居るためそちらの印象が強く、ディクソン呼びもあんまり浸透しておらず、結局偽オコエとかオコDとかオコエ2号とか様々な呼ばれ方をされている。
ちなみにオコエ瑠偉の「オコエ」は名字で、オコエ・ディクソンの「オコエ」は名前であるので、2人がもし同じ家族になったら「オコエ・オコエ」となってしまう。
昔からあるネタで「仁志敏久と多村仁志が結婚したら『仁志仁志』になってしまう」と似たような感じである。
- #54 黒木優太(オリックスバファローズ)
- 千葉ロッテマリーンズ投手だった同姓の黒木知宏にちなんで、黒木が現役時代に着用した背番号54を着用する、オリックス期待の中継ぎの一角。
昨年は13登板連続無失点などの実績を積んだ後、不調の平野(現ダイアモンドバックス)の代わりにクローザーまで務めた。
そのせいかオリックスクローザーにありがちな劇場体質を少し継承したとかしないとかw
今年も継投リレーの一角として勝利に貢献している！エンタメウィークオリックス 黒木優太・負けん気あふれるドラ2右腕 | エンタメウィークhttps://ent.smt.docomo.ne.jp/article/380813マウンドでの落ち着いた表情、走者を背負っても常に堂々としている姿は、とてもルーキーには見えない。開 | オリックス 黒木優太・負けん気あふれるドラ2右腕
- #53 赤星憲広(阪神タイガース)
- 阪神のスピードスター、赤星憲広は2001年に阪神タイガースに入団。
ルーキーイヤーに盗塁王と新人王を獲得し、その後5年間はセリーグの盗塁王を続けた。
阪神を支えるスタープレイヤーであったものの、2009年9月、横浜戦でのダイビングキャッチが彼の運命を変えてしまった。
頸椎椎間板ヘルニアと中心性脊髄損傷という重大な故障を抱えて、その年の12月に引退。
引退会見で本人が発した
「今度やったら不随になるかもしれないし、最悪命を落とすかもしれない」
「グラウンドで死ねれば本望というが、そう思えない自分もいた」
という言葉はあまりにも重かった。
2003年より、毎年盗塁数と同じだけの車いすを寄贈するという活動をしており、現役時代に送られた車いすの数は301にも上った。
引退後もその活動は続けられている。
なお、現役時代は応援に訪れたチームのファンにも激昂するなど、度々怒りを爆発させる性格からチームメイトからは「着火マン（チャッカマン）」と呼ばれていた。
2008年5月24日の福岡ソフトバンクホークス戦後のヒーローインタビューでは、インタビューが聞こえないと野次を飛ばしたファンに向かって
「（マイクが）入ってねえんだよ、この野郎！」
と怒号を飛ばした様子が中継で流れたのはあまりにも有名な話である。
#49～#40
- #45 本田 圭佑(埼玉西武ライオンズ)
- サッカーの本田圭佑選手と同姓同名。
しかし野球の本田投手はサッカーの本田選手と7歳差しかないし、由来も「親が響きと字画を考えてつけてくれた」とのこと。
1軍登板経験はあるものの、未だ未勝利。
将来的には「本田圭佑ってどっちの本田圭佑？」と言われるようになるまで活躍してほしい。
#39～#30
- #33 平石 洋介(東北楽天ゴールデンイーグルス)
- 背番号は選手時代のもの。
いわゆる「松坂世代」であり、PL学園の主将として横浜高校の松坂大輔と対戦した。
また、楽天イーグルスの初年度ドラフトで入団した「1期生」でもある。
選手としては成績を残せなかったものの、引退後はそのままコーチに就任した（楽天生え抜き初）。
このような経歴のため、プロ選手として目立たなかった割には案外知ってる人は多い選手ではあった。
風向きが変わったのは6月18日、前日に梨田監督（当時）が辞任したため、ヘッドコーチ兼打撃コーチだった平石が監督代行を務めることになった。
楽天生え抜きで38歳での就任ということもあり再び注目されるようになった。
監督代行就任後、現在4勝1敗と上々の滑り出し。
借金20を抱えたチームを立て直すことはできるのだろうか。
#29～#20
- #25 田中 和基(東北楽天ゴールデンイーグルス)
- 田中カー君こと、田中和基（かずき）。
楽天ファンからすると、「楽天の田中」と言えば今でも現ヤンキースのマー君こと田中将大投手の印象が強く、なかなか田中とは呼びづらい。
結果的にマー君の呼び方に習って、先頭1文字をとってカー君と呼ばれることも多い。
ちなみに最近、茂木栄五郎のフルネーム応援に味をしめたのか、田中和基もフルネームで呼ばれるようになった。
https://www.youtube.com/watch?v=iCjCePBoy2M
まだプロ2年目でかつ新人王の有資格者でもあるため、田中将大に続き田中和基が楽天の田中として2人目の新人王を受賞する日がやってくるのかもしれない。
#19～#10
- #18 結城海斗(ロイヤルズ※マイナー契約)
- 今年3月の中学校卒業から直接MLBと契約した、16歳の投手。
契約年数は7年ということで長く感じるかもしれないが、7年後でも23歳であり、高校大学と進学して野球をやるつもりなら思い切ってプロの世界（しかも本場）で野球に打ち込むのもありなのかも。
ちなみに日本のプロ野球を経由せずに直接メジャーリーグに挑戦する選手には、通称「田澤ルール」と呼ばれるものが適用される。
※田澤ルール・・・「日本のドラフトを拒否して直接海外挑戦した選手は、日本に戻っても高校出身は３年間、大学・社会人出身は２年間、ドラフトで指名できない」
つまり、海外挑戦してダメでもすぐには日本のプロ野球でプレーできないということになる。
しかし、この結城選手は前述のとおり中学校卒業から海外挑戦であり、ある意味抜け道のようなもので、記述がないため適用されないと可能性もある。
普通にドラフト指名で日本のプロ野球団に入団すると、メジャーリーグへ挑戦可能な海外FAまで少なくとも9年の月日がかかることを考えると、今後は海外志向が強い選手はこういうケースが増えていくのかもしれない。
- #10
- 東北楽天ゴールデンイーグルスの永久欠番。
球団設立と同時に制定。
スターティングメンバーに続く10人目の選手という意味があるが、楽天が所属しているパ・リーグはDH制のため指名打者か投手のどちらかを忘れていることになる。
ちなみにマスコットキャラクターの背番号は、
3桁（巨人ジャビット：333等）
4桁（ヤクルトつば九郎：2896等）
としているところが多いが、楽天のクラッチは背番号「10」である。
また意外なところでは、楽天球団職員（ベースボールスクールコーチ）が着用するユニフォームの背番号も一律背番号「10」なので、永久欠番と言う割には付けている人が多い背番号だったりする。
#9～#0
- #9 中島 卓也 (北海道日本ハムファイターズ)
- プロ入り9年目の昨シーズン、2287打席目にプロ入りどころか人生初のホームランを記録。
そして今シーズンもホームランを記録したのだが、どちらもソフトバンク戦のヤフオクドームで打っている。
相性が良い球場というのは、こういう事を言うのだろう。
- #8 原 辰徳(読売ジャイアンツ)
- 背番号は現役時代のもの。
今年の1月に発表された「平成30年野球殿堂入り」において、エキスパート表彰部門で野球殿堂入りを果たした。
巨人の監督を通算2期12年務め、リーグ優勝7度日本一3度を達成。
2009年のWBCでは日本代表監督として世界一にも導いた。
まだ59歳（7月22日で60歳）であるため、今後の状況次第では3度目の巨人の監督という話もあったりして・・・。
- #7 西川 遥輝(日本ハムファイターズ)
- 昨シーズンのパ・リーグ盗塁王、西川遥輝（はるき）。
日本ハムファイターズが企画した、
第4回「彼氏にしたい選手No.1決定戦」では1位を獲得 する
など女性からの人気が高い。
作家・村上春樹の熱狂的なファンのことを「ハルキスト」と呼んだりするが、それになぞらえて西川遥輝のファンも「ハルキスト」と呼ばれる場合もある。
- #6 さかとも(偽ジャパン)
- 偽（いつわり）ジャパンのさかとも選手。
やる気がなさそう感じが似ていると思う。
一方で本人の坂本勇人選手は左脇腹を痛めており、早期復帰は厳しい見込みとなっている。
- #5 外崎 修汰(埼玉西武ライオンズ)
- 昨年開催された、アジアプロ野球チャンピオンシップの日本代表に選ばれたことで一気に知名度が上がった。
ホームランを2桁打てる長打力と、内外野を守れるユーティリティプレイヤーであり、こういう選手が1人居ると監督も安心するのだろう。
実家は青森・弘前のりんご園。
活躍すると「アップルパンチ」と評される。
現在、りんご園のウェブページは更新準備中となっているが、昨年は販売予約を行っていたので今年もあることを期待したい。
http://www.tonosakiringo.com
- #4 高須 洋介(東北楽天ゴールデンイーグルス)
- 現役時代は野村監督（当時）から「必殺仕事人」と呼ばれるほど勝負強く、打率は2割8分前後ながら得点圏打率は3割5分超える年が多かった。
晩年は独立リーグへ移籍し、引退。
その後は横浜DeNAの二軍打撃コーチを務め、今年から満を持して楽天の一軍打撃コーチに就任。
がしかし、ここでは必殺仕事人とは行かず、チームの打撃不振を受けて栗原健太コーチと入れ替わる形で二軍打撃コーチを担当することとなった。
現役時代は勝負強かった選手が、コーチとしてチームを勝負強くできるかはまた別の話である、というを再認識した出来事であった。
- #3 高橋周平(中日ドラゴンズ)
- かつて立浪という素晴らしい選手がつけていた背番号3を背負う永遠の和製大砲候補だが、
「いつ見ても打撃フォームが変わっている」
との評に象徴されるように、伸び悩みが続いていた。
2018年はセカンドへのコンバートを命じられ、打撃もアレなのに慣れない守備でどうなることかと思いきや、意外にも安定した好守備を見せ、ほぼレギュラーの座をつかんでいる。
（ただし打撃はアレ
そして周平といえばヒーローインタビューでの放送事故レベルの受け答えが有名。
今年も何を聞かれても
「やりましたー！」
と絶叫するだけでアナウンサーを困惑させたが、決してナメたりバカにしているわけではなく、本当にアホの子なだけである。
インタビュアーのNHK名古屋 鏡アナが
「きょうは飲みます…」
と打ちひしがれた表情で帰っていったことを聞かされると
「マジで？マジで？ヤバい！追い込んじゃったかな」
と反省の色を見せていたというが、たぶん次もやる。
- #2 デレク・ジーター (NYヤンキース)
- こんにちは、デレク・ジーターです。
野球が上手くなるには、練習内容が大切です。
今日は僕がおすすめするジップヒットをご紹介します。
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というCMが野球中継を中心に一時期よく流れていた。
https://www.youtube.com/watch?v=xba-rNFw9Cc
さて本題。ニューヨークヤンキースで彼が付けた背番号２は永久欠番となっており、ジーターの背番号が永久欠番となったことでヤンキースの１～１０の背番号はすべて永久欠番となった。
生涯ショートを守り続けて、通算3465安打という偉大な名選手だった。
なのだが、近年はマイアミ・マーリンズを買収し共同オーナー兼CEO（最高経営責任者）に就任。
チーム再建のため、コストカットを徹底し、主力選手の放出を次々と実行。
その中にはあのイチローも含まれていた。
どうやらチームの黒字化を達成すると、自身のCEOとしての報酬が上積みされるとの噂。
この主力選手の放出でジーターはMLBファンから非難されており、現役時代人気だった選手だからといって何やっても良いわけじゃない、というのがわかった1件だった。
- #1 内川 聖一(福岡ソフトバンクホークス)
- プロ野球史上51人目となる通算2000安打達成者。
しかしなかなか1999安打からあと1本が出ず、なんと15打席目での達成となった。
家族は2000安打達成の瞬間を見守っていたのだが、達成間近の状態から毎試合駆けつけるのは大変だっただろう。
ちなみに現役選手の中で2000安打に一番近いのは、ロッテ福浦選手があと13本と迫っている。
- #0 山本昌(中日ドラゴンズ)
- 現役通算219勝、50歳での登板など、大体の投手の最年長記録は「山本昌」と答えれば正解するくらいの記録を持っている。
「あれ、山本昌の背番号って34じゃないの・・・？」と思ったそこのあなた、甘い。
某中日ドラゴンズファンの芸人のネタくらいあま～い。
実は引退の翌年のオープン戦の試合を山本昌の「引退試合」とし登板することになったのだが、既に背番号34は新入団投手が付けていたため、山本昌は背番号「0」で1日契約を結んだのだった。
http://npb.jp/announcement/2016/pn_registered.html
上記に「2016/3/4 中日ドラゴンズ 山本昌 投手 0」と書いてあるとおり、登録上は背番号「0」であることが確認できる。
引退試合は現役時代に付けていた背番号「34」で登板したのだが、なんとも珍しい出来事である。
